セットリスト:4/24yurucafe@雑司が谷

お知らせ

本日は生憎の天気でしたが、東京ヨハンソンのライブにお越しくださった方、
ありがとうございました。

本日のライブは色々と盛り込んでいて、さながらレクチャーコンサートのような感じでした。
スウェーデンの伝統音楽、北欧音楽の魅力を少しでもお伝えできていれば幸せです。
以下本日のセットリストです。

第一部

  1. Polonäs från Sexdrega
  2. Böl Olles Schottis
  3. Pop-olskan
  4. Jag var Full
  5. Brudpolska av Jonas Börjesson
  6. Fanteladda
  7. Soffan

Polonäs från Sexdrega

Sexdrega はヴェステルヨータランド:ヴェステルイェートランド(Västergötland )にある村の名前です。
ポロネーズは3拍子の舞曲。
軽快なリズムとメロディの曲です。

Böl Olles Schottis

Böl Olle はMalung (Dalarna)の音楽家です。
ショッティス(ホッティス)は4拍子系のダンスで、耳馴染みのあるリズム。
明と暗。静と動。
そんなコントラストのある楽曲です。

Pop-olskan

Huggevill というバンドのJonas Olsson が作った曲です。
不思議な音の割り方ですが、これもポルスカ、これでもポルスカ。
自由で明るい曲調の素敵な曲です。

Jag var Full

Uppland のポルスカ。「酔っぱらいのポルスカ」
Bondpolska というダンスのリズムを楽しんでいただけたでしょうか。
リズムや拍の揺れが心地よく、スウェーデンの伝統音楽の奥深さを感じ取られます。

Brudpolska av Jonas Börjesson

Jonas Börjesson はSmåland の音楽家です。
Brudpolska は「結婚式のポルスカ」という意味。
日瑞間での結婚感の違い?が感じ取られるかもしれない曲。
ちょっとワチャワチャした感じのアレンジでお届けしました。

Fanteladda

Finskog はフィンランドから移住してきた人たちの呼称。ダンスはノルウェイ。
これも3拍子。これでも3拍子。奥が深いですね。

Soffan

Jonas Åkelund の作った曲です。
明るいschottis。
弾いていても聞いていても自然と口が開いてしまうような明るさがツボ。

第二部

  1. 音旅のテーマ
  2. Gryning
  3. Farmors Brudpolska
  4. Ungdomssynden (Polska från Boda)
  5. På Stormyren
  6. Katten
  7. Polska efter Einar Wiklund

音旅のテーマ

ポッドキャスト「音楽で旅に出よう」のジングル用に作った曲。
タマダが旅で好きなのは目的地についた乗り物の扉から出る瞬間。
さあ、これから新しいサムシングが、という不安と期待の入り混じった心持ちを
シェアできたのなら嬉しいです。

Gryning

Karin Hjelm の作った曲。
通称「火サス」。
スウェーデンから遠く離れた日本でも聞き馴染みのあるような美しいメロディ。
アレンジもメロディの良さが引き立つようにシンプルにしました。

Farmors Brudpolska

Dalarna 地方にあるÄlvdalen という村のポルスカ。
farmor は「(父方の)おばあちゃん」。
おばあちゃん?結婚?
色々と結びつかずファンキーなポルスカです。

Ungdomssynden (Polska från Boda)

Dalarna 地方にあるBoda という村のポルスカ。
Ungdom は「若者」Synden は「罪」。
意訳すると「若気の至り」となるのでしょうか。
Boda のリズムはBondpolska のリズムと似ていて、
リズムや拍の揺れが心地よいです。

På Stormyren

ニッケルハルパ中興の祖、Eric Sahlström。
彼の遺した曲の中でも一、二を争う美しい曲。
情感あふれるアレンジでお届けしました。

Katten

Jonas Åkelund の作った曲です。
タイトルはズバリ「猫」。今日の猫はおとなしめ。
4月の雨に心地よくなりました。

Polska efter Einar Wiklund

Einar Wiklund はMedelpad 地方のStöde という村の音楽家です。
16分音符系の耳馴染みの良いポルスカ。
ライブの最後にふさわしく、盛り上がった演奏となりました。

アンコール

Polska efter Byss-Calle Nr.32, 25

アンコールは東京ヨハンソンらしくお客様のリクエストにお応えする形式。
今日は明るくて速い曲とのリクエストだったので、
ニッケルハルパ・レジェンドの一人、Byss-Calle のポルスカより有名な2曲をメドレー形式でお届けしました。

ちょっとマニアックな話や演奏上の仕掛けなどもしましたが、
楽しんでいただけれたのでしたら、そして
スウェーデン音楽に興味を持っていただけたのならこの上ない喜びです。

おかげさまで来月もyurucafe様でライブをやります。
5/15の日曜日。
お時間ある方は是非お越しください。

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